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新選手会会長に聞く

「新しいことに挑戦」 プロ野球選手会 嶋・新会長に聞く @河北新報

 労働組合・日本プロ野球選手会の8代目会長に今月、東北楽天の嶋基宏捕手(28)が就任した。歴代会長で最も若く、パ・リーグ所属選手が選ばれたのも初めてだ。12球団の選手を束ねる新会長に抱負などを聞いた。(聞き手はスポーツ部・中村紳哉)

 -今の気持ちは。

 「先輩方が今まで築いてきた歴史を感じながら、新しいことにもチャレンジしていきたい。個人としても人間としての幅が広がると思う。いろんな人と話をして、いい経験ができれば、今後の野球人生で宝になる」

 -20代での就任は例がなく、パ・リーグの選手としても初めてとなる。

 「リーグは関係ないと思う。プロに入ってから6年しかたっていないので、この世界のイロハをすべて把握したわけではなく、少し不安はある。(歴代会長ら)経験のある先輩の意見は大事になる。何か悩んだら、すぐに連絡して相談したい」

 -東北楽天でも2年間、選手会長を務めた。

 「僕が会長の時に東日本大震災が起きた。震災を通し、大きな出来事に対して、どう向き合うべきかを学んだ。貴重な経験だった。人前で話す機会が増え、しっかり自分の意見を伝えることもできるようになった」

 -選手会は、プロや元プロ選手が高校生らを指導するのが難しい「プロアマ問題」の改善を訴えている。

 「高校生と触れ合う機会を設けようと、選手会は2003年から『夢の向こうに』というシンポジウムを開いているが、この10年、何も進展していない。高校球児はプロに教えてほしい、プロの方ももっと教えたい、と純粋に思っているのに、なぜ実現できないのか疑問だ」
 「プロ選手全員が指導者になれるかというと、そうではないと思う。高校の3年間は人生でステップアップする大事な時期。しっかり人間教育ができる資質が必要で、高校野球連盟の考えも理解できる部分はある。選手会としては、サッカーのようなライセンス制(の導入を)を考えている。お互いに妥協点を探りながら早く解決したい」

 -被災地支援については。

 「具体的なことはこれからだが、被災した岩手、宮城、福島には野球道具の提供や球場整備などで協力していきたい。1年、2年支援しても、復興したとはならない。5年、10年、あるいは50年ぐらいかかる話。イーグルスも東北を拠点にしている。被災者と一緒になって、復興への道のりを歩まなければならない」

 -今後の決意を。

 「プロアマ問題以外にも、年俸のシステムや育成制度、選手のセカンドキャリアなど、いろいろな問題がある。僕は28歳と若いので、一年でも長く選手会長を務め、一つでも多く解決して、選手がやりやすい環境をつくっていきたい


具体的な内容を初めて読むことが出来ました
嶋さんは色々な案を持ってはるんだなぁと
嶋さんの頭の良さがよく分かる記事内容になってました
嶋さんなら、プロ野球が抱えている難題を解決してくださるような気がしました
色々なことを幅広く知ることが大切なんだなということが勉強になった記事でした
by mohikan-5 | 2012-12-23 19:43 | 楽天イーグルス'12

基本的に更新遅延します(`・ω・´)それでも嶋基宏選手を応援しています。


by mohikan-5
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